7.15.2013

合宿を終えて


日本では「海の日」にあたる連休に、毎年恒例のカポエイラ合宿が千葉県南房総市の岩井海岸にて行われた。ここは、クラブ合宿のメッカとも言えるほど沢山の民宿に体育館や音楽室などを備えた大型宿泊施設が多く点在し、歩いているとブラスバンドの団体が練習している音が聞こえてきたりする、なんとも学生時代の臨海学校を思い起こすところ。

駅を出ると、人気はなく薄暗い商店が数店並んでいて、亭主が座って外を眺めてる。
海と並行する内房なぎさラインは、1線の道路に歩行者の考慮はされていなく車に気を付けながら歩く。

特に華やかな場所ではなく、大きなホテルなどもあまり見当たらない。
海は穏やかな湾で大きな波ではなく、砂も白浜という程白くない。

ここは、素朴なところが本当にイイところ。あと、東京から行くのにもそんなに面倒ではない。
毎年この時期は、まだそんなに混んでいない。どちらかというと、全然空いている穴場スポット。

朝は、ビーチで朝練。水着を下にきてジンガから始まり、海を見ながら練習する。
ビリンバウとパンデーロで、リズムを作り最後はJOGOをして〆る。
汗と砂は、海で落として体もほぐす。最高の朝活だと思う。

朝ごはんの後は、音楽の練習。少しお腹が落ち着いたら、また動きの練習。そしてJOGOをする。

午後はCAXIXIを作成したり、カポエイラの練習をしたり、夕方まで活動が続き、その後、また海にいく。

夜は、語らうものあれば、太鼓を叩くものあり。
酒を飲むものあれば、歌うものもあり。

星が見えれば、月もあり。
赤くなった三日月は、海を照らし海面に一本道を描く。

あー、絵に書いたような時間の過ごし方をするのが、この合宿である。
私としては、ストイックな時間のようで「ほぐれる」時間でもある。
間違ってるかもしれないが、私は確実にリラックスしに来ている。

ストイックな時間とは、仕事をしながら、何かを抱えながら、グループの練習をなるだけ休まないでいくことの方が、よほどストイックで根気がいるとおもう。それって普通なことかもしれないけど、そう思うなー。

とまー、また練習に打ち込もうと思う所存でございます。

PREGO